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製品ガイド

メールディーラー(現・楽楽自動応対)とは?機能・料金・移行の確認点

現在の名称と主な用途

メールディーラーは、株式会社ラクスが提供する「楽楽自動応対」の旧名称です。現在の公式サイトでは、メール対応の共有・管理と、蓄積した情報を使うAI機能を備えたサービスとして案内されています。

代表アドレスや複数の窓口をチームで扱い、担当者、返信中、対応完了などを共有する用途が中心です。個人の受信箱でメールを転送し合う運用から、チーム単位の受付へ移したい場合に検討できます。

対応状況と返信を管理する機能

担当者・状況・期限を共有する

メールごとの担当者、対応状況、返信期限を管理できます。社内の確認事項はコメントに残し、担当者が休んだ場合も、どこで対応が止まっているかを追えるようにします。過去のメールや電話応対メモも、顧客への対応を引き継ぐ材料になります。

送信前に内容を確認する

申請・承認によるダブルチェックや返信テンプレートが用意されています。新人の返信を別の担当者が確認する業務や、回答前に判断が必要な窓口で検討できます。承認者が不在の場合の代行も決めておくと、確認待ちを残しにくくなります。

AIの返信案を利用する

過去の送信メールや登録したFAQを基に返信文を生成する機能があります。公式機能一覧では、一定数を超える利用にはAIアシストオプションへの加入が必要とされています。AIの返信案を使う業務では、送信前の承認担当と、AIに任せる問い合わせを定めます。基本機能の利用枠と追加利用を分けて扱うことで、回答の管理と費用の管理を対応させられます。

料金体系と契約条件

公式料金ページでは、新規検討向けにスタンダードとプロの2プランを案内しています。月額費用は利用ユーザー数や保存通数に応じて変わり、具体的な構成で見積もりを取る方式です。

公式料金ページで案内されている主な条件
項目スタンダードプロ
想定する利用単位部署・チーム単位複数部署・全社
月額費用ユーザー数・保存通数で変動ユーザー数・保存通数で変動
ユーザー数最大30ユーザー100ユーザーを超える場合は個別見積もり
容量20GB100GB
メールボックス1個。追加はオプション5個

費用を比較する単位は、初期費用、必要な人数と保存量、AIや外部連携などの追加機能、契約期間です。公式には無料トライアルも案内され、試用終了後に自動で課金されることはないと説明されています。試用する機能と契約に含める範囲を対応させて判断します。

部署ごとの共有と権限

公式のユーザ設定では、ユーザグループに閲覧できるメールボックスを指定し、ユーザーを所属させます。閲覧できる範囲と、送信・管理などの操作権限は、分けて整理する必要があります。

料金ページでは、スタンダードの閲覧制限はメールボックスの追加で対応し、プロは標準対応と案内されています。担当者の割り当てと閲覧制限は別の設定です。部署ごとに情報を分離する運用では、メールボックスの構成とユーザグループを対応させます。

履歴の出力と添付ファイル

公式仕様書では、メールデータをMBOXまたはCSV形式で出力できます。1回の上限はスタンダードで10,000件、プロで30,000件です。期間を分けた出力や、保管メール・コメントの出力にも対応しています。

このメールデータ出力では、MBOX・CSVとも添付ファイルは対象外です。画像や書類を保管・移行する作業は本文の出力とは別工程になり、ファイル本体と元のメールとの紐付けが必要です。

移行データの対応表には、送受信日時、返信のつながり、担当者、コメント、添付を含めます。件数の一致と、移行先で会話や添付を再利用できることは別の完了条件です。

導入に向く業務と試用のポイント

共有メールの受付、担当者の割り当て、送信前の承認が日常的にある窓口で、必要な機能を検討しやすい製品です。ECモールやLINEなどの連携も案内されていますが、使う窓口が基本機能か追加契約かを含めて選びます。

試用に向く題材は、別部署への確認と送信前承認が必要なメールです。受付、コメント、承認、返信、完了を一つの流れで評価すると、担当者の操作だけでなく確認待ちの扱いまで比較できます。履歴の取り出しも、運用を長く続けるための選定条件になります。

メール中心の別製品はメールワイズ製品ガイドでも紹介しています。窓口・権限・履歴をそろえて比べる考え方は、製品選定の比較ガイドをご覧ください。

参考資料